プレミアム商品券は紙(アナログ)とデジタルのハイブリッドが有効!メリットを解説

プレミアム商品券は紙(アナログ)とデジタルのハイブリッドが有効!メリットを解説

昨今、自治体でプレミアム商品券の発行が注目されています。

今回は、プレミアム商品券の発行形式である、紙やカード・デジタル・両者のハイブリッドについて詳しく解説します。

プレミアム商品券における紙とデジタルのハイブリッド式とは

プレミアム商品券では、印刷した券を用いた紙の形式と、アプリやWebサイトから発行するデジタルの形式があります。

また、昨今のDXの影響で、デジタルの発行を推進しているものの、デジタル機器に慣れていない方もいるという住民もいます。

そこで、紙やカードなどのアナログなものと、デジタル両方で対応できるハイブリッド方式を採用している自治体が増えています。

プレミアム商品券における形式ごとのメリット・デメリット

以下では、プレミアム商品券における形式ごとのメリットデメリットをまとめました。

以下にプレミアム商品券の形式ごとのメリットとデメリットを表にまとめました。

形式メリットデメリット
紙やカード・扱いに慣れている方が多い
・どの年齢層でも使いやすい
・紛失・破損のリスクがある
・管理が煩雑になる
・偽装リスクがある
・高い印刷技術での発行が必要
・印刷コストがかかる
デジタル・紛失・破損がない
・一元管理ができる
・偽装リスクが少ない
・利用者もスマートフォンのアプリで完結可能
・デジタル機器に不慣れな方やスマートフォン未所持者は使えない場合が多い
・スマートフォンの充電切れや操作不明の場合は店舗サポートが必要
・レジ対応に時間がかかる可能性がある

\自治体が発行する紙のクーポンを電子化できるサービス /

紙とデジタルのハイブリッド式のメリット

ハイブリッド式のメリットは、紙などとデジタル両者をどちらでも選べることで、相補関係ができる点にあります。

  • デジタル機器に不慣れな方:紙やカード
  • 紙が煩雑でキャッシュレス決済をしたい方:スマートフォンなどのデジタル機器

上記のように、選択肢があることで自分に合った利用方法を選べます。特に、加盟店によっては「紙のみ」の対応店舗もあり、特定店舗を利用する目的で選べる点はハイブリッドのメリットです。

プレミアム商品券の導入事例

以下では、実際にプレミアム商品券を導入した事例を紹介します。

【弊社事例】岐阜県養老町|養老Payカード

岐阜県の養老町は、「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」を用いて、ハイブリッド式のプレミアム商品券を発行しています。

通常、「紙のプレミアム商品券」「デジタルのプレミアム商品券」のどちらかしか購入できません。しかし養老町では、基本はスマートフォンアプリでのプレミアム商品券ですが、QRコードが表示されたカードを発行することでスマートフォンが無くても支払いができます。

実際の利用には、養老Payカードを用いて現金・プレミアム商品券をチャージすることでキャッシュレス決済を可能にします。

名古屋市|紙の応募が2倍で抽選に

名古屋市はハイブリッド式ではありますが、紙版は発行部数の上限を定めていました。

名古屋市の場合、2022年のプレミアム商品券の応募件数と当選率は、以下のように変わっていました。

  • 紙版:約193万口/当選率約51%
  • デジタル版:約59万件/当選率100%

名古屋市のプレミアム商品券には「紙のみ」の対応店舗があることも理由の一つとして挙げられます。デジタル版は紙版と比べて発行部数のコントロールがしやすいことがメリットです。

しかし、加盟店によってはデジタル対応の煩雑さでデジタル版での加盟を敬遠している可能性があります。自治体での運用時は、できるだけ簡易にできるようなアプリ開発をしつつ、加盟店でのデジタル版対応を増やすことが求められます。

大阪市|アプリの対応で不満の声も

大阪市では、「デジタルのみ」の対応店舗もありました。大阪市では、紙とデジタルのハイブリッド式を原則としているものの、紙形式に対応するための端末を設置できない理由でデジタルのみの対応を許可しているとのことでした。

上記のように、基本はハイブリッド式が理想というものの、加盟店側では対応できない課題もあります。

プレミアム商品券のハイブリッド式ならモバイル商品券プラットフォーム byGMO

スマートフォンを持っていなくても、取扱店舗での現金チャージと決済が可能なサービスが「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」です。

モバイル商品券プラットフォーム byGMOとは

モバイル商品券プラットフォーム byGMOは、紙の商品券をスマートフォン上でデジタル化することができるキャッシュレスのプレミアム付き電子商品券です。地方自治体や地域の商店街、加盟店などで利用できる「チャージ式電子マネー」を提供し、導入コストと業務量を削減しながら電子地域振興券を開始することが可能です。

スマートフォンがなくても取扱店舗での現金チャージ(購入)と決済が可能に!

利用者はQRコードが表示されたカード券面などを店舗で表示。取扱店舗はタブレット端末などでQRコードを読み取り、g年金チャージまたは決済処理。

利用者の方が専用の会員カードやQRコードを取扱店舗で提示、店舗の端末で読み取ることで、スマホを使わずにデジタル商品券の現金チャージや決済が可能です。操作も取扱店舗が行うため、幅広い年齢層の人々が安心して利用できます。

\モバイル商品券プラットフォーム byGMOについて

まとめ

今回は、プレミアム商品券に関する形式を説明しました。

モバイル商品券プラットフォーム byGMO」であれば、紙のプレミアム商品券を電子化することや、デジタルのみの商品券・地域通貨を紙で使用できるようになります。紙・デジタルと住民のニーズに応じて柔軟な選択をできるように導入してみてはいかがでしょうか。

\自治体が発行する紙のクーポンを電子化できるサービス /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!